1996 宮城県白石市小原スパッシュランド彫刻公園


アートディレクター:小関 理



森の入り口


作家 岡野 裕


伊達冠石・白御影石


入り口は外部と内部との境であるが、桃源郷への入り口のように異次元や異空間への入り口でもある。芝桜の咲く頃入り口をくぐると、楽しい世界が開けるでしょう。




mountain pass


作家 ケイト・トムソン


伊達冠石


この作品は、設置される公園の周囲の風景に共鳴するようにデザインされました。周囲の山並みと迫りくる渓谷のかたちを象徴的に彫刻に取り入れました。磨かれた面と自然の石肌を持つ、12個の伊達冠石が緻密に組み合わされ、その真ん中をジグザグの道が切り開いていくフォルムです。子供たちがのぼったりして遊べるような、彫刻に親しみやすくなる高さを考えました。





作家 小関 直子


伊達冠石


回りをとりまき巡らす環は、何事もないかのように繰り返される日常を意味し、果てしない時間をもつ自然への憧れを表現している。「わ」の驚きの中に穏やかさ、和やかさ、のどかさを求めて、そして刻まれた“蔦の葉”は自然の持つエネルギーを秘めています。




大地の具


作家 前田 耕成


伊達冠石


伊達冠石の採石の採掘場所である大蔵山に行った時、茶褐色の玉石が大きさをそろえられて沢山積まれていて、まるで石のイモを収穫したような大地の農場のように感じた。採掘現場では大小の玉石が重機によって大地からまさに収穫される瞬間で、玉石が重機のツメにひっかけられてガラガラと渇いた音をたてて斜面を跳ねながらころがり、残された大地の壁には、半球状の凹面がぽっかり口をあけていた。そのかたちがなんとも空虚で不思議だった。そんな状況を自分の感覚で表現した。




コンポジション


作家 眞下 賢一


伊達冠石


複数の石を組み合わせることを通して、人と人、文化、自然、歴史、地域等との関わりを意識しながら、未来へ向けてそれらの関わりがさらに構築されて行ける“場”を提供したいと試みました。