作家 小関 直子 全体プロデュース 小田島 正仁
伊達冠石・白御影石
町制施行40周年を記念として、旧3ヶ村(大谷、粕川、大松沢)の合併を、3つのくさび石をもつアーチとして表現しています。これからも大郷町を支える要(かなめ)として見つめていくことを表しています。大郷町の豊かな自然である田園や入り組んだ地形に刻まれた風景は、営々と営まれてきた人々の生活のあかしでもあると思います。その風景に支えられながら3つのくさび石が要となりアーチがつくられています。風景と人々がお互いの力を感じながら生きるさまを、石積みアーチとして表現しています。このアーチは現在から未来への橋でもあります。石橋のたもとは、たくさんの石で囲まれ守られています。どんな困難にも耐えることができるようにしっかりと大地に立っています。大郷町の力の集積がそこに表現されています。橋は2つの地点を結び、渡るという行為を可能にします。1本の渡し木ですむ事柄かもしれませんが、いま大郷町が将来の橋を架けるとすれば、石積みの強さを借り、アーチの美しさを加えて未来へ渡って欲しいと考えました。