作家 小関 直子 全体プロデュース 小田島 正仁
伊達冠石
栗駒町の玄関である栗駒駅に降り立つとき、そこに広がる風景から、ゆったりとした時間の流れと、都会では忘れ去られた、人と人、人と自然の営みを感じることができる。時をテーマとし栗駒山という自然の雄大なスケールを石に置き換えその中に「時間」を埋め込み表現する。駅前から町役場への通りを軽辺川を渡る橋と見立て、親柱のイメージをかりて駅の両側へ石の柱のモニュメントを配置する。
悠久の時間を経て積もり重なった世界谷地の泥炭層(130cm)を表現し、厚み13cm内外の石を埋め込む形とする。埋め込まれた石は同じ素材ながら加工が施され、栗駒に流れるゆったりとした時間を表現し、栗駒山に見立てた石と一つになって、未来への時を刻んでいる。